クワガタ採集は6月が最適な時期なのか。実際に見つけたクワガタも紹介します。

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2024年も6月に入りました。クワガタ採集が好きな人にとっては、居ても立っても居られない時期になってきましたね!隙あらば夜に出動する人が増えているはずです。

愛知県民である筆者も、先日、岐阜県某所へ子供と一緒にクワガタ採集水辺でガサガサをしに行きました。お昼にもかかわらずクワガタ採集に懐中電灯を持って散策するグループを5組ほど見ました。先月の5月のクワガタ採集となると、下見、あわよくば採集みたいな感覚ではあります。6月となるともう、今シーズンの初物を狙い始めるので、みんなワクワクが止まらないんですよ。

クワガタ採集は5月にできるのか

6月はクワガタ採集に最適な時期なのか。

結論はこちらです。

クワガタ採集は6月が最適な時期です。

その通りなんです。

さあ、本記事では「クワガタ採集は6月が最適な時期」ということを、掘り下げていこうと思います。冒頭で熱くなりすぎて止まらなくなってしまうので次へ行きましょう。

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目次

クワガタ採集は6月が最適と言われる理由

クワガタ採集は6月が最適と言われるのは、一体どのような理由か見てみましょう。

採集可能のクワガタの種類が出揃う

クワガタ採集は6月が適していると理由に、採集可能のクワガタの種類がほぼ出揃うということが挙げられます。

下記の表をご覧ください。

スクロールできます
クワガタの種類活動時期
コクワガタ5月~9月
ヒラタクワガタ5月~9月
ミヤマクワガタ6月~9月
スジクワガタ6月~9月
オオクワガタ6月~9月
アカアシクワガタ7月~9月
ノコギリクワガタ7月~9月
参照:小学館の図鑑NEO昆虫

6月はアカアシクワガタ、ノコギリクワガタを除いた全てのクワガタたちが採集可能の時期に入ってくるのです。

これはあくまでも昆虫図鑑の情報を参照にした内容であります。

筆者は愛知県で、実際に4月、5月にもノコギリクワガタを採集できていますので、このことから、

6月はほぼ全てのクワガタの種類を採集できる時期と言えます。

6月に入ると、ノコギリクワガタミヤマクワガタが採れる時期に入るということが大きなポイントですね。

また、6月は気温や湿度とクワガタが活動するのに適した気候になるので、クワガタ全体に活性も上がってきます。

この時期にクワガタ採集ができるポイントへ夜に行けば、ほぼ間違いなくクワガタを見つけることができます。

タイミング的に誰かが採集した後でなければ、場所によってはうじゃうじゃなんてこともあり得ます。

まだ気温も低く、風も弱いので、採集する側も快適である

多少の地域差はありますが、7月8月と比べると6月の気温はまだまだ低いです。そのため、6月は昼も夜も快適な気温でクワガタ採集に挑むことができるのです。

気象庁のホームページを見ると、愛知県の2023年の6月の平均気温は23.8℃と、とても過ごしやすいのです。そして、最低気温の平均は20.1℃です。

クワガタ採集の時間帯は、日が落ちて暗くなり始めた夜7時頃~、早朝であれば4時~6時が適しています。

6月の最低気温の平均が20.1℃という環境は、適した時間帯である夜や早朝に、長袖長ズボンで快適にクワガタ採集ができるちょうどいい気温なのです。

また、平均風速も2.6m/sとなっており、風も弱く穏やかな日が続くのです。この平均風速2.6m/sの強さは、年間を通した12か月中、11位となり、とても弱い風速となります。

これが7月になると愛知県の平均気温は28.9度となり、6月の平均気温と比べると5℃以上も高くなりますので、6月がいかにクワガタ採集に適している気温かがわかります。

参照:気象庁

6月のクワガタ採集は、採集に適した時間帯が、気温もちょうどよく、風を弱く快適なのです♪

梅雨入り前の書き入れ時

東海地方では6月になると梅雨に入ります。

去年、2023年の東海地方の梅雨入りは5月29日頃でした。これは異常な早さでしたね。あまりサンプルには適していません。

2022年の東海地方の梅雨入りは6月14日頃となっております。

2021年の梅雨入りは6月13日頃。

2020年の梅雨入りは6月10日頃。

全体的にみると、東海地方の梅雨入りは平年、6月6日頃となっております。

参照:お天気.com

筆者のイメージでは6月末から7月頭に雨が多いイメージなのですが…。まあ、気象庁が梅雨入りの発表をすれば、梅雨明けまでずっと雨が降るというわけではないですからね。

梅雨に入る前にクワガタ採集をしたいというクワガタ採集民がこぞって夜に出動しますので、激闘の時期となるのです。

6月のクワガタ採集は、梅雨前の書き入れ時のため、採集圧が高まります。

雨が降った場合のクワガタ採集への影響

雨が降った場合、クワガタ採集への影響はどのようなことがあるのか見てみましょう。

まず、当たり前ですが、雨が降ると濡れます(笑)誰も雨に打たれながらクワガタ採集したいとは思いませんよね。傘を差しながら懐中電灯やライトを持ったら両手が塞がります。かと言って、レインコートにヘッドライトを用意してまで行く人はいないでしょう。

それに、クワガタたちも樹液のポイントに集まる数が減ります。クワガタたちはいないこともないですが、天気のいい日と比べると明らかに数は減ります。雨の日のクワガタ採集は樹液採集(ルッキング採集)が難しくなるのです。よって、雨の日のクワガタ採集は活動している数も減りますし、地面も濡れていて足場が悪いので無理して行くのはやめておいて方が無難と言えます。

雨が降った場合のクワガタ採集への影響をまとめました。

  • 両手が塞がりクワガタ採集をすることが困難になる。
  • 樹液採集が難しくなる。
  • 地面も濡れていて足場が悪く危険を伴う。

このように、雨が降った場合クワガタ採集をすることは大変だということがわかります。クワガタ採集に行くタイミングが無いからと言って、無理に雨の日に行くことはあまりおすすめできません。

そのため、梅雨時の貴重な晴れ間はクワガタ採集に向かう人も多いです。

カブトムシも採集可能時期に入る

そうなんです。

6月になるとカブトムシも採集可能な時期となるのです。

カブトムシは迫力があっていいですよね!クワガタ採集目的で散策していても、カブトムシを見つけると「おおっ!」と声が出てしまうほどインパクトがありますよね。一緒に行った子供たちは大喜びです。

クワガタを探しに行くついでに、カブトムシも見つけれればなと考えている人は多いことでしょう。なんせ、クワガタが集まる場所にカブトムシも一緒に集まるのですから。

6月はカブトムシも採集可能になるので、よりクワガタ採集に行きたくなるのです。

実際に見つけたクワガタ

2024年6月上旬、筆者が実際に見つけたクワガタの種類をご紹介します。運が良かったこともあると思いますが、ミヤマクワガタを除いて、これらのクワガタたちは初めて行った1か所の公園で合計1時間ぐらいで見つけることができました。

コクワガタ

木の根元にいたコクワガタのオス

まあまあ上質のコクワガタでした!大きさは50mm無いぐらいでしたが、体に傷もなくとてもキレイです。お昼の散策で、子供(5歳の次男)が木の根元をガサガサしてたらいきなり大きな声を出すので、何事かと思ったらコクワガタが出てきたのです。近くにメスもいました。お昼のクワガタは、木の根元の土や枯葉の下に隠れているんですね!

コクワガタのメス

コクワガタのメスです。小さいです。

コクワガタのオスとメスのペア

おそらくカップルだと思うので一緒に戻しておきました。

ノコギリワガタ

ノコギリクワガタのオス

これまた木の根元をガサガサしていたら、なにやら黒いような茶色いような尖ったものがちょこっと見えたのです。木の棒でつついてみたらノコギリクワガタのオスでした。ノコギリクワガタのオスの顎が、木の根元の枯葉から少し飛び出していたのです。いつも興奮してしまって、見つけた瞬間の写真撮影を忘れてしまいます。

ヒラタクワガタ

これはすごい公園を見つけたと思い、居ても立ってもいられず同日の夜、来てしまいました(笑)

暗いのと、地上3mほどの位置にいたのでピントが上手く合っていません。この時はまだ、ヒラタクワガタだと断定できませんでした。わかりにくいですが、写真中央から少し左上にカブトムシのオスもいます。なんとか、伸びる網ピンポイントハンターを駆使して捕まえることができました。

この網は超おすすめです。この網を持ってから虫取りの守備範囲が劇的に変わりました。使い始めたら手放せなくなりました(笑)

ヒラタクワガタのオス

これまた良いサイズ感でした。ギリギリ50mm無いぐらいでしたが、ヒラタクワガタ特有のふっくらした厚みのある胴体と太めの顎がたくましくて最高です。

オオクワガタ(?)

これは夜に散策しているときに、他のクワガタ採集をしている人たちから聞いた話です。

「ここの公園で昔、オオクワガタ捕まえましたよ」

本当ですか!?

真相は定かではありませんが、愛知県の名古屋の隣の公園でオオクワガタが見つかると思うとワクワクしますよね。

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタのオス

こちらは違う場所ではありますが、2024年6月中旬にミヤマクワガタも見つけることができました。

今シーズン初めてのミヤマクワガタなので嬉しかったです。愛知県ではミヤマクワガタをなかなか見ることができないこともあり、筆者にとっては貴重なミヤマクワガタです。

木に止まるミヤマクワガタのオス

こちらは2匹目のミヤマクワガタです。

1匹目も2匹目も、どちらのミヤマクワガタも水辺の近くの木に止まっていました。昨年、ミヤマクワガタを見つけた時も水辺の近くでした。やはり、ミヤマクワガタはキレイな川や水辺の近くを好むということでしょう。今まで筆者が見つけたミヤマクワガタは、人工的な水路や川ではなく、自然が作り上げた小川や滝の付近で見つけています。

ミヤマクワガタの性格は他のクワガタと比べると、とてもおとなしくじっとしていることが多いです。動きも素早く動くことはない印象です。なので、探していてもじっと止まっていることが多く、よーく見ていないと見逃してしまうこともああります。

また、ミマクワガタは暑さにとても弱く、越冬をすることができないこともあり、元気に活動できる期間が短いです。昆虫図鑑を見ると、ミヤマクワガタの成虫を見ることができるのは6月~9月とありますが、筆者の肌感としては、6月~8月の周りと比べて気温が低い水辺の場所という印象です。

カブトムシ

ヒラタクワガタを見つけた同じ木に、カブトムシのオスとメスもいたのでササっと捕まえて虫かごに入れていたら、早速仲良しになりました。いっぱい卵を産んできてください。やはり6月になるとカブトムシもでてきますね。

まとめ

6月がクワガタ採集に適した時期ということがご理解いただけたかと思います。

まとめ

6月がクワガタ採集に適した時期と言われる理由

  • 採集可能のクワガタの種類が出揃う
  • クワガタ採集に適した時間帯である夜や早朝に快適でちょうどいい気温である
  • 梅雨に入ると雨続きでクワガタ採集に行けなくなるので書き入れ時となる
  • カブトムシも採集可能な時期に入る
実際に見つけたクワガタ
  • コクワガタ
  • ノコギリクワガタ
  • ヒラタクワガタ
  • カブトムシ(クワガタじゃないけど)

ざっくりまとめるとこんな感じですね。

6月はクワガタ採集民にとって激闘の時期です。行く時間帯やタイミングによっては、誰かが採集したあとだったりしますので、クワガタ採集ができるポイントでもクワガタが見つからないことがあります。それでもめげずに色んなポイントに出向き、自分の経験値にすることでクワガタ採集の可能性を上げることができます。皆様、よきクワガタライフをお送りください。

ではまた!

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この記事を書いた人

30代、2児のパパ

パソコンの知識も経験もゼロの、まっさらな状態からブログを立ち上げました。

皆様にとって有益な記事を生み出すことに日々奮闘中です。虫取りや、ライフハック術、生活に関することをベースにお届けします。

現在は、建設業界での人材不足や職人離れの急速化を止めるべく、何かできないかと模索中です。需要はあるのに若い人材が定着できないことは非常事態です。中小企業の倒産が相次ぎ、雇用の均衡も崩れつつあります。

本ブログを通じて、少しでもお役に立てればと思います。
よろしくお願いします。

好きなこと:おでかけ、子供と虫取り、車

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