- 電気通信工事と言われる、携帯電話の基地局工事の職人さんはどんなビットやソケットが必要なの?
- また、おすすめの商品は?
今回はインパクトやドリルに使用するビット、ソケットについてです。
携帯電話の基地局工事に10年携わった筆者がお答えします♪
現在使っている、もしくは店頭で見て触って、気に入った商品があれば、ネットで調べて買った方が安いことが多いのでおすすめです!比較してみると、Amazonが安いことが多くて意外でした。楽天経済圏の方はポイントも貯まりやすい楽天市場で買うのもありですね♪
基地局工事で使用するものとして、一般的なプラスビットや、17、19のソケット、特殊なビットまで様々あります。
それでは見てみましょう♪
ビット
ビットとは、電動工具(インパクトやドリル)の先端に装着して使用するアタッチメントのことを指します。ネジを回すためのものですね。
プラス
ビットの中では一番使用する頻度が高いです。先端は「+2」でOKです。長さは100mmぐらいが使いちょうど良いですね。場所によっては200mmぐらいの長さのビットがあると助かることもあるので、持っておくと便利です♪
トルクス
昔と比べるとトルクスが必要となる機会が増えてきましたね。これがないと仕事にならないこともあるので必ず持っておきましょう。
六角
六角もしかり。忘れがちですが、こちらも機器周りで使うことが多いです。持っておかないといざという時に困るやつですね。
穴あけ用キリ
主に鋼材加工や盤加工に使用します。木工用、プラスチック用、鉄工用、ステンレス用、コンクリート用など種類が多く、扱ったことがない人が見たら用途がわからないと思います。基地局工事ではステンレス用をよく使用します。
ドリルキリ
鋼材加工、盤加工で使用頻度が高いです。キリは必ず「ステンレスに対応していること」を確認してから購入してください。基地局工事で使用する盤はほとんどがステンレスの為、ほの他のキリではまるで歯が立ちません。
ステップドリル
俗にいう「たけのこ」ですね。ステップドリルは穴を広げたいときに使用します。とても便利です。下穴が無い状態でも使用できます。
ただ、安いものだとすぐに刃がやられてしまいます。
ホールソー
ホールソーは規定のサイズを一発で開けれるのでとても便利です。21mmより大きいサイズの穴開けはノックパンでいきましょう。また、ノックパンを使用する際の下穴は21mmがおすすめです。万が一、穴位置を間違えたり、使わなくなったりし時に、穴を塞ぐためのプラグに適したサイズとあるので後が楽になります。配線の保護材のサイズもしかり。
タッピング
受け側(筐体側)にネジを回せるような穴をキレイに作れる商品です。また、ネジ山を潰してしまった時に役に立ちます。基地局工事ではM5、M6のステンレスでよく潰しがちです(笑)
ソケット
基地局工事では、鋼材を組む時や盤の取り付け、解体、撤去などの際によく使用します。ソケットの頭が短いと、場合によってはナットまで届かないこともあるので50mmほどのソケットをおすすめします。
セミロングソケット(8~24)
サイズは8~24まで使用します。7もあれば尚よしと言ったところです。
ユニバーサルソケット(10~24)
「首振り」とも呼ばれ、ソケットの根元から30°曲がります。ナットに対してソケットを垂直に入れれない時、このユニバーサルソケットが役に立ちます。盤内の奥のナットなど狭い場所では重宝しますよ♪
レールソケット
レースウェイやD1の中のナットに届くのでこれはかなり重宝します。このレールソケットが無いとかなり苦労します。
まとめ
今回は、基地局工事で電動工具に使用するおすすめのビットやソケットについてご紹介しました。
一見固くて強そうですが、これらの道具たちも消耗品です。乱暴に扱ったり無理やり回していると、焼き付けを起こしたり最悪は根元で折れてしまいます。1秒回してビクともしないなら、手工具に変更することをおすすめします。
新しい商品を買うと早く使いたくてうずうずしちゃいますよね♪それでは楽しい職人ライフをお送りください♪
ではまた!
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