クワガタ掻き出し棒なんて聞きなれないですよね。クワガタ採集に興味のない一般の人からすれば「え、なんですかそれ」となるはずです。しかし、クワガタ搔き出し棒はクワガタ採集が好きな人からすると「なくてはならないもの」なのです。
クワガタ搔き出し棒を1本持っているのと持っていないとではハッキリと申し上げて雲泥の差となります。クワガタ採集に行くのにクワガタ搔き出し棒を持っていないのは、他に例えると、ダーツをやるのに家にマイダーツを忘れてしまった感覚と似ています。
マイダーツを家に忘れてしまってもお店のハウスダーツがあるのでダーツをプレイすることはできます。しかし、自分の力を100%引き出すことはできませんよね。また、今後のスキルアップにも繋がりませんし、経験値とならないのです。本当はマイダーツでプレイして、トライ&エラーを繰り返し腕を磨いていきたいものです。
クワガタ搔き出し棒も同じです。クワガタ搔き出し棒がないからと言って、決してクワガタ採集ができないわけではありません。クワガタ搔き出し棒が無くても樹液採集(ルッキング採集)であればクワガタ採集はできます。しかし、クワガタ搔き出し棒を持っていないと木のウロの中やめくれの中に隠れているクワガタ達を採ることができないので、クワガタ採集を100%楽しむことができないのです。
木のウロや、めくれの中に大物が潜んでいるのです。
クワガタ搔き出し棒を持ち歩くと、木のウロやめくれの中のクワガタ達を掻き出すことができるようになり、着目する点が増えて、より多くのクワガタを見つけることができるようになります。クワガタ搔き出し棒を持つことは、クワガタ採集の守備範囲が広がるということです。
クワガタ搔き出し棒とは
クワガタ搔き出し棒とは、木のウロやめくれの中に隠れているクワガタを外に搔き出すための細い棒状の物が一般的です。実際にはちゃんとした定義はありません。2本で使用すると、より効果的です。
実は、クワガタ搔き出し棒は、クワガタ採集が好きな人たちがそれぞれ自作しております。クワガタ搔き出し棒なる商品は、一般的に販売されていないのです。
中にはハンガーなど針金のような物を曲げて作る人もいるそうです。持ち歩きに不便そうですが…。きっと先端もぶつ切りで尖っていて危ないと思います。
こんな740mmまで伸びるクワガタ搔き出し棒なんてのもあります。
クワガタ掻き出し棒に求める機能としましては、
- 安全性
- 採集性
- 携帯性
これに限るのではないでしょうか。
簡単ではありますが、これらを追及した自作の搔き出し棒をご紹介します。
安全性
【クワガタ搔き出し棒の安全性】についてです。
ハンガーや針金をぶつ切りにしてそのままクワガタ搔き出し棒として使用すると、衣服や肌に触れた時にとても危険です。衣服が破れたり、地肌に触れて怪我をする可能性があります。お子さんと一緒にクワガタ採集を行く人であれば、尚更注意する必要があります。また、せっかく見つけたクワガタの個体を傷つけてしまうリスクが大いにあります。
なので、クワガタ搔き出し棒の先端にはやすり掛けを施し、衣服や地肌、クワガタの個体を傷つけることのないような作りに仕上げています。
このように、クワガタ搔き出し棒の先端は必ずやすり掛けを施します。
先端にやすり掛けを施していれば、衣服に触れても引っかかりません。地肌に触れても怪我をしません。クワガタを搔き出すときに個体を傷つけません。
ちょっとしたことではありますが、このひと手間はとても重要な工程です。筆者がクワガタ搔き出し棒を作成するときに一番時間をかけているところであります。
採集性
【クワガタ搔き出し棒の採集性】についてです。
クワガタが採れなければ意味がありませんね(笑)今のところ筆者の経験では、木のウロやめくれに隠れているクワガタを見つけた時、物理的に届かない距離感でなければほぼ掻き出すことに成功しています。
また、こちらのクワガタ搔き出し棒は少し力を入れれば曲げることができるので、木のウロやめくれの形、状況に応じて臨機応変に戦えます。
木のめくれに隠れているクワガタのお尻を見つけました。お尻を発見した時まあまあ大きかったのでこれはちゃんと確認したい!
ここでクワガタ搔き出し棒を持っているか持っていないかで運命が決まります。クワガタ搔き出し棒を持っていなければ悔しい思いをして諦めるしかありません。
クワガタ搔き出し棒を持っている筆者はワクワクが止まりません。夏はこのバトルをするためにあるようものです。
10分ぐらいの激闘の末、なんとか搔き出すことができました!奥行きも深くて幅も狭く、体勢的にもとてもやりづらい環境でしたが頑張りました。途中、心が折れかけましたが、息子が喜んでくれたので頑張ったかいがありました。本当は60mmUPを出したかったですけど(笑)
クワガタって普段よく行く大きめの公園でもちゃんと探せば意外といたりするので、クワガタ搔き出し棒を車に入れておけばきっと夏に重宝すると思います。子供と一緒に遊べる時期に思い出をたくさん作りたいものです。
携帯性
【クワガタ搔き出し棒の携帯性】についてです。
クワガタ搔き出し棒をずっと手に持っているわけにはいきません。リュックの中に入れておくのも出し入れが面倒です。いざ見つけ時にドタバタして時間をかけたくありませんからね。
こちらのクワガタ搔き出し棒には、カラビナが付いていますのでズボンやリュックのサイドやリングにぶら下げておくことができます。また、カラビナから取り外せばすぐに使用することができるので、クワガタを見つけてから掻き出しを始めるまでの時間のロスがほぼありません。クワガタから目を離さずにクワガタ搔き出し棒を構えることができるのはけっこう大事だったりします。意外とすぐに姿が見えなくなるんですよね。
このように、クワガタ搔き出し棒の持ち手のエンドにカラビナを取り付けています。やっぱりズボンに引っかけておくのが一番無難ですね。両手も空きますし、使いたいときにサッと構えられます。
購入方法
クワガタ搔き出し棒は一般的な量販店で買うことはできません。クワガタ専門店などで稀に取り扱っている店舗があるぐらいです。
筆者の使用しているクワガタ搔き出し棒はメルカリで販売させていただいておりますので、気になる方は一度ご覧になってみてください。
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商品詳細
クワガタ搔き出し棒の商品としては2種類作成しております。
1.クワガタ搔き出し棒
【価格】
1本 750円
2本 1400円
2本+ピンセット×1本 1600円(人気)
4本 2600円
4本+ピンセット×1本 2700円
4本+ピンセット×2本 2750円
【商品の全長】…約280mm
【棒の長さ】…約200mm(ステンレス)
【持ち手の長さ】…約80mm(木)
ひーとん(真鍮)
ラカビナ、リング(アルミ)
ピンセット…185mm(ステンレス)
※価格や商品展開は余儀なく変更されることがございますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。
2.伸縮式クワガタ搔き出し棒
【価格】
1本 1200円
【商品の全長】…約220mm~約720mm
【棒の長さ】…約110mm~630mm(ステンレス)
【持ち手の長さ】…約105mm(木)
ひーとん(真鍮)
ラカビナ、リング(アルミ)
伸縮式クワガタ搔き出し棒は伸ばして使用することを想定しておりますので、軽めの力でクワガタを掻き出しやすいように先端を大きくした仕上がりにしています。
※価格や商品展開は余儀なく変更されることがございますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。
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